
このレビューを書いている時点で単行本として発売されている分に関してはインターセックスに関する短編集という作りになっています.女として生きてきて心も女,男として生きてきて心は女,生まれたときからの話で心は男で体は女の3通り.
インターセックス(や性同一性障害)に関する理解を広めようとする本は幾つもあるけど,その目的にかなっており誰でも読めるという作品は僕が読んだ範囲では本書だけです.他は専門的だったり極端に個人的だったりして理解を広めるという効果が薄いものばかりだった(僕にとっては面白い作品であっても).この本はその点において大きく違う.
生と性。
自分が愛した人が「男」でも「女」でもなかったら?
私たちは当たり前のように恋をして、
当たり前のように「男」と「女」として体を重ねるが、
それさえもできない人たちが、2000人に1人いる。
そういう現実を描いたマンガ。
認知度が低く、非常に重いテーマのわりには、
説教くさいところなど微塵もなく、
適度に笑いもちりばめながら「愛」や「性」について語る。
エンターテインメントとして楽しみ、泣かされながら、
社会的な問題について考えされられる。
そんな難題をやってのけたこのマンガ家に、拍手を送りたい。
一人でも多くの人に読んで欲しい。
面白いです
いい話です。読めばわかります
IS―男でも女でもない性 (1)
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